読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

めろめろきゅん

twitter¦@snnnnr

剣が君 百夜綴り 感想

Rejet

最近寒いですね~!家から出るのが苦痛で仕方ありません。

もう身体にもだいぶガタが来て湿疹やら腰痛やらが酷いです。まだそんな歳じゃないんだけどな……;;;

あとダイナーのアニメ化やらブラハZの発売日やらhoneybee関係の話題が多くてハニビ信者のわたしは嬉しいです。ブラハ何本買おう。

 

そして年末からちまちまプレイしていたRejetさん人気タイトルの続編『剣が君 百夜綴り』をようやくフルコンプしました。本当はちょっと前にコンプしてたんだけどね!ブログ書く時間がなかった!!

わたしはアニメイトとスキドルで買いました。早速タペストリーは飾ったんですが、読さんのイラストが美しすぎてなんだか落ち着きません。

 

続編と銘打っているものの内容はFDに近いと思います。本編でそれぞれのEDを迎えた攻略対象たちが思い出を振り返る感じ。大体1編が20~30分でどの話も読さんが描かれたスチルがあります。

✿天竺葵の書・山茶花の書・桜の書(共通ルート)

彼岸花の書・山吹の書・菖蒲の書・梅の書・紫陽花の書・金盞花の書(攻略対象個別ルート)

✿二輪草の書(攻略対象2人ずつに焦点をあてた話)

✿江戸菊の書(サブキャラに焦点を当てた話)

といった具合に分かれていて、読み進めるごとに新しい話が解放していくというシステムです。

ただこの百夜綴り、タイトル画面からこの物語選択画面に飛べないのがかなり不便です。一回タイトルに戻るごとに初めからを選択して名前と誕生日を入力した後、簡単なプロローグを読まなきゃいけないので。

あとそんなに使う機会はないものの既読スキップは遅いし、選択肢は未読部分もスキップされるいつものRejetシステムなのでその点ご注意ください!

そろそろRejetシステムどうにかしようや……(^◇^) 

 

ただこの使いにくいシステムを差し引いても最高の出来だったと思います。すべて攻略し終えた今、製作スタッフに感謝の一言しかありません。剣が君というコンテンツが好きでよかった。

このボリュームに加え、内容の濃さ、スチルの多さに感激しています……!最初続編発表のときに「どうせ差分含めてスチル100枚でしょ(笑)」とか思ってごめんなさい!!!

攻略順に特に推奨順はないですが、個別はキャラによって出来が違ったように感じます。わたしは贔屓目無しだと九十九丸と縁のルートが好きでした。

ボリュームがあればいいっていうものでもないですが、このボリュームのFDをプレイしてしまうとどうしても某社のFDは値段とボリュームが釣り合ってない気がしてしまう……

 

本編である『剣が君』が好きな方に加え、その中でもサブキャラが好きだった人は特にプレイしてもらいたい作品。

本編プレイしてない方は???って感じになると思うのでまずは本編やってください。

 

それでは以下キャラ別感想です~!ネタバレがあるかもしれないのでご注意ください!

※百夜綴りのアイコンが見つけられなかったので本編のアイコンを引っ張ってきました。

 

 

f:id:snnnnr:20170115133937j:plain

九十九丸(CV 小野友樹さん)

九十九丸の個別というか過去は反則。こんなの泣くに決まってる。そして過去からの最後の話。九十九丸に幸あれ。(ただしヤンデレ丸は地雷丸です)

九十九丸には過去の記憶がないので、師匠とつづパパの2つの視点から過去を振り返ることになります。つづパパは百夜綴りの裏ヒーローだよほんと……。

九十九丸のパパである八幡さん視点で振り返る過去は本当にきつかったです。守るべき家族のために一番刀になって仕官したのに、そのせいで家族を遠ざけ無ければいけないこと、最終的に一番守りたかったものを守れなかったこと。八幡さんの視点だからこそ無力感だったり後悔だったりがダイレクトに伝わってきて切なさで押しつぶされそうでした。一番刀に狂わされた人生という言葉がぴったりだと思います。

そんなしんどい過去編もありますが、つづは迷いこそすれどまっすぐな明るい子ですよね!君に生きた料理茶屋店主の九十九丸が再び剣を握るところはぐっときましたし、常世で九十九丸と永遠に一緒にいることを選択したヒロインは切なくも美しかったです。

 

f:id:snnnnr:20170115144529j:plain

螢(CV KENNさん)

螢ちゃん自体は好きなんですが、他キャラのインパクトにちょっと霞んでしまった気がします。というのも螢ちゃんの優しさだったり鬼と人の繋がりという部分に焦点が当てられているので、困ったときに螢ちゃん自身が道を切り開いていくというより他の人が助けてくれるんですよね……www螢ちゃんが優しくていい子なのはユーザー皆が既に知っているので、個人的には螢ちゃん自身が信念をもって行動するところだったりピンチを乗り越えるところが見たかったです。

ただヒロインが一番等身大でいられるのは螢ちゃんが相手の時だろうなぁと思いますし、対等に支えあっていけそうで微笑ましいです。

あと本編ではGOODエンド2つ、BADエンド2つだとわたしは認識していたんです。だけど百夜綴りで「一番刀を得ることで失うもの」が描かれている以上本編の一番刀GOODが不穏な感じに……螢ちゃんは吉備に戻ることでしか幸せになれないのか……

本編で拝めなかった螢ちゃんと鈴懸のお風呂スチルが見れたのは嬉しかったです。鈴懸マジで女子。

 

f:id:snnnnr:20170115144541j:plain

黒羽実彰(CV 前野智昭さん)

想像はしていたけれど、迫害される系のシナリオは心を抉る(^◇^)

特に印象に残ったのはやっぱり過去編ですね。実彰さんが歩んできた壮絶な過去はテキスト読み進めるのがつらかった…だけど孤独に生きてきた実彰さんが間接的ではあるけれど、親からの愛を知るシナリオはとても良いです、そして実彰パパかっこいい。

わたしは本編での「もうヒロインに会うことはないけれど、ヒロインの住んでるこの街を守るために剣を振るう」というGOODかBADかわからない切ないEDが好きだったので、このEDが百夜綴りで実質GOODエンドになってしまったのはちょっと残念。4エンド中3エンドがGOODって優遇されてない?!?!でもまぁ実彰さんとヒロインが幸せならいいか!!!

 

f:id:snnnnr:20170115144548j:plain

縁(CV 置鮎龍太郎さん)

本編では他キャラと比べてどうしても過去が軽く感じてしまったんですが、今回は縁の苦悩がすごく表れていたと思います。本編の時はそこまで興味なかったんですが、百夜綴りで縁の株がうなぎ上りで攻略対象中2番目に好きという結論に(笑)

縁って根っこの性格がすごーーーく真面目なんですよね。自分でも言ってたけれど、何でも努力して自分のものにしていくタイプ。だからこそ期待に応えられない自分が情けないし、自分の役目を投げ出すこともできない。そう思うと縁の記憶喪失エンドって「一番刀としての縁の役目を果たして、信春としてヒロインと新しい関係を築く」いいエンドですよね。しかも記憶を失っても言動は違えど縁の本質って変わっていないし、そこにヒロインが気付くのも良い。

縁は情けない部分も魅力の一つ!そんな情けない縁をヒロインは引っ張っていくでもなく激励するでもなく、寄り添ってちょっと背中を押してあげるだけ。それで縁は立ち上がって一歩を踏み出すことが出来る。いい関係性だと思います。

 

f:id:snnnnr:20170115144600j:plain

鷺原左京(CV 保志総一朗さん)

わたしはこの人の幸せを願わずにはいられない。左京さんには笑っていてほしい。だけど百夜綴りで一番好きなセリフはモブに放った「その口を裂いて吐かせるだけですが?」という盛大な矛盾。

本編では鬼への復讐に生きていた左京さんが決着をつけたその後のストーリーは号泣。やっぱりどんなに決着をつけたといっても今まで憎んできた対象をいきなり好意的には思えませんよね。そのあたりの左京さんの葛藤、「鬼の目線で見た世界」の生きにくさを認識すること。そして伝えること。百夜綴りで本当の意味で左京さんが踏ん切りをつけて救われたんだなぁと胸がいっぱいでした。

幼少期の左京さんの一人称が俺だったの最高に萌え案件なんですけど、左京さんが「俺」と口にするたび過去を思い出してしまうんだろうなぁとか想像して切なくなりました。今まで平穏に暮らしていた11歳の男の子が復讐に生きる覚悟をせざるを得ない状況って苦しすぎるよ~~~;;;

 

f:id:snnnnr:20170115144621j:plain

鈴懸(CV 逢坂良太さん)

過去だけ見ると鈴懸ってかなりきつい過去の持ち主だと思うんです。だって口減らしのために山に捨てられるって……。だけど鈴懸はそんなこと感じさせない太陽みたいな子ですよね。

鈴懸が「自分は普通の人と少し違うんじゃないか」と不安に思ってヒロインをデートに誘ったり行動するところは可愛かったです。そんな鈴懸のありのままを受け入れて好きでいてくれるヒロインもいいですよね~。

わたしは本編の可愛い反面、男前な一面が好きだったのでちょっと物足りなく思う部分はありましたがバランスのとれたシナリオだったと思います。

そして鈴懸のスチルが全体的にマジ女子でかわいかったです!!!!

 

f:id:snnnnr:20170121125941j:plain

サブキャラクター

今回はサブキャラに焦点を当てた話が多かったので、前述しましたが本編でサブキャラがお気に入りだった方にもぜひ百夜綴りをやってほしい……!

勿論そうじゃない方にも!サブキャラのお話をプレイすることで攻略対象の魅力を更に感じることが出来たなぁと。わたしはキャラだと家光様が好きなんですが、辰影様の視点から見た縁のお話が好きでした。

それに加えて用語解説の部分にもうるっとする要素があったり、隅々まで遊ばせていただきました。

 

 

予定よりだいぶ長くなってしまったんですが百夜綴りが最高だったということが伝われば幸いです♡