読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

めろめろきゅん

twitter¦@snnnnr

灰鷹のサイケデリカ 感想

5年ぶり…?にブログ書いてます。

相変わらずゆるゆるゲームプレイしてるので乙女ゲームの感想を中心に書き殴っていこうと思います。時間が出来たら過去にプレイした作品もやり直したいなぁ。

わたしはブログお休みしてた5年間で立派なグッズ厨になりました(^◇^)

 

記念すべきブログ復活最初に感想を書くのはオトメイトさんから9月29日に発売された『灰鷹のサイケデリカ』です。前作である黒蝶のサイケデリカとは登場人物も舞台も異なりますが前作を匂わせる話が随所にあったり、仄暗い世界観や完全なハッピーエンドとは言えないエンドの数々にやっぱり『サイケデリカ』なんだなぁと思わせられましたね。前作をプレイしてることでトークエピソードの楽しめる度合いもあるエンドでの盛り上がりも桁違いだと思いますので、黒蝶→灰鷹の順でプレイすることをお勧めします。

以下ネタバレを含む感想です。

 

 

 

 

わたしは前作何周もするくらい好きだったんです。その黒蝶の彼らが全員がこの作品で報われました。それだけで胸がいっぱいです……

少女エンドのスチルで彼を見たとき、「現世で君と会いたかった」と言った緋影の願いが形になったんだなぁと泣いてしまいました。(鴉翅推しだけど)

ただ前作と切り離した『灰鷹のサイケデリカ』という1つの作品としては、残念なところもあったなぁと。

一番残念だったのが構成なんですよね……とにかくルーガスがチートキャラなんですよ。それで共通ルートの段階でヒロインであるジェドがルーガスに惹かれる描写があるんです。選択肢によってはキスとかしちゃうし。

わたしは最初にラヴァンルートを目指してプレイしたんですが

ラヴァンとキス→女の子と話すルーガスに嫉妬→ルーガスとキス→ラヴァンからの告白

という乙女ゲームのヒロインらしからぬビッチぶりを披露していて。わたしのプレイ順序がよくなかったこともあるんだけど!ジェド自身は自分より他を優先できるいい子なのにもったいない…!

ラヴァンとレビは序章~九章まで共通ルート、残りの十章だけが個別ルートなのでちょっと物足りなかったかな。もっと早い段階で分岐した方が物語に入りこめた気がします。

また、雪が降りやまないということもあって街全体が狭間であること、カレイドヴィアが前作でいう万華鏡の役割であることは早々に感づいてしまったので衝撃が少なかったかな?

灰鷹では「鏡が存在しないこと」が強調されてましたが、それはなんだったんでしょうか……他者を通してしか自己を認識できないことの象徴?

あと絵本をどう解釈すればいいのかいまだによくわかりません。あくまで「絵本」だし黒蝶くらいわかりやすい方が個人的には好きです。

 

 

さらっとキャラ別の感想

 

f:id:snnnnr:20161015141532p:plain

ラヴァン(CV 日野聡さん)/繋げ護る男

日野さんのお兄ちゃんキャラってことで構えてたけど大丈夫でした(?)

ラヴァンは序盤からジェドが女だって気づいてる様子が窺えたのでそういう意味でも安心感がありました。結構グイグイ迫ってきます。

わたしはラヴァンエンドより狼エンドの方が好きでした。

ジェドへの想いの深さは攻略対象の中で一番だと思います。忍耐力も。

 

f:id:snnnnr:20161015143021p:plain

レビ(CV 斉藤壮馬さん)/断罪する男

癒しポジションのワンコ系男子かと思ってたら!違った!

猪突猛進型かと思わせておいて頭脳派だったり闇抱えてたりギャップが大きいのが印象的でした。綺麗な字を書ける男の人って素敵ですよね!!!

レビエンドが一番好みでした。偽りの世界の中でゆるやかに2人で死に向かっていく様子が美しかったです。そのスチルのレビが悲しそうで嬉しそうな表情なの本当ずるい……;;;

レビが断罪するのは自分自身なんですよね…切ない…

このエンドが好きな方には月影の鎖の理也くん依存BADもやっていただきたい。

 

f:id:snnnnr:20161015145749p:plain

ルーガス(CV 古川慎さん)/追い求める男

圧倒的チートキャラ。自分の周りでも圧倒的人気ですね。

最初は高圧的だけど接するうちにかわいいところや信念に基づいて行動してる部分が見えるのがよかったです。チートのくせに最初見たルーガスエンドで監禁されたし問題は解決してないしで正直何だこいつと思いました。ちゃんと意味はあるんだけど。

ただその後に見た少女ルート(黒蝶でいう共通ベストみたいな)でルーガスにひれ伏しました。お前ずるいよ~~~

ルーガスと結ばれて初めてジェドは本来のエアルとして生きることが出来るし、狭間から抜け出して春を迎えることができるんだなぁと。エアルがギリシャ語で春っていう意味なのも素敵ですね。

 

f:id:snnnnr:20161015152153p:plain

ヒュー(CV 浪川大輔さん)/旅を記す男

灰鷹でのわたしの推しです!!完全に予想外でした。

ヒュー自身が狭間を旅している設定だったので、ヒュー寄りの選択肢で進めると黒蝶要素が多々見られるんですよ~~!!!いきなり黒蝶のBGMが流れたときは呼吸が止まりました。

ヒューはジェドを助けてはくれるんですが基本的に何考えてるかわからないキャラなんですよね(笑)そういうキャラがヒロインに対して感情を見せるようになったり好きになったりって萌えません??!?

それと他のキャラはジェドを身体的にも精神的にも守ってくれる中、ヒューだけが「好意を寄せられることに傲慢になってる」と指摘していたのも印象的でした。ちょっと鴉翅ちゃん思い出した。

ヒューは大団円(と思われる)少女エンドでは傍観者にしかなりえないのが悲しいけど美しいです。流石サイケデリカって感じ(語彙力)

 

f:id:snnnnr:20161015154804p:plain

塔の主(CV 平川大輔さん)/喪失した男*その他キャラ

塔の主の正体は狼の前当主でラヴァンたちの父親でありフランシスカの旦那でした。

右目に眼帯してるしジェドの父親だと騙されましたよ…。悔しい~

灰鷹のサイケデリカはエイプリル(塔の主)・フランシスカ・オルガ・アリアの関係が拗れた結果のお話でした。悲しい。この4人皆が可哀想な人だった…。

きっかけはフランシスカがアリアを殺したことだろうけど、フランシスカの気持ちも理解できるしアリアにも罪がないとも言い切れないような。

アリアが千里眼で見た悲しい未来を受け入れてフランシスカにジェドを託すのも美しいと思うけど、もし何かしらアクションを起こしていたら未来は変わっていたのかもしれないしね。作中に「諦めの先に救いはない」ってあったけどその通りだよなぁと思いました。

フランシスカは変わってしまった自分を受け入れられなかった可哀想な人で、エイプリルはそんな周りに気付けなかった可哀想な人でした。あの状況で「4人仲良く~」ていうあたりエイプリルはエイプリルで変化することを受け入れられなかった1人なのかな。オルガは愛する人を失って、その犯人が妹で原因の一部が自分自身ってつらすぎるだろ……ただオルガとアリアは再会できる描写もあったので最終的に悲しい印象は残らなかったです。作中でヒューが言った「悲劇を好むけど、悲劇を望むわけじゃない」ってこれまんまサイケデリカのプレイヤーのことだと思うんだ……

 

上に挙げたように不満な点はいくつかあるもののとても楽しめましたし、サイケデリカの物語がこうして終焉を迎えられたことに感動してます。ありがとうサイケデリカ。とは言いつつ『白○のサイケデリカ』に期待したい気もするけど(笑)

 

次はゆのはなFDやるぞ~~~(^◇^)